単勝オッズ40倍台の穴馬を狙って獲るコツ
サンデーサイレンス系が確立された中央競馬は国内産が主流になりました。これは社台グループ資本の成果と言えるわけですが、実質一人勝ちの現状が続いているため社台の動向が日本競馬のレベルとリンクしています。
あの内国産血統がつながらず海外から導入された種牡馬の墓場と揶揄されていた頃が懐かしい。今のサラブレッド生産は、一昔前に比べて品質が向上しバラつきが少なくなったことでレースの着差が縮まってきました。
以前よりも馬群が密集しながらの競馬が多くワンミスが命取りとなるシーンが増えています。また、相対的にサラブレッドを勝利へと導く騎手の重要性が増したことで騎手と競走馬を1つの能力として判断しなければいけなくなりました。
単純に走る能力が高い馬が勝つというわけではなくなったのが現代競馬と言えるでしょう。最近は、JRA騎手となったデムーロやルメールの乗り変わりでG1馬になったと思える馬も少なくありません。単純に強い馬だけを買えば良い時代はない複雑さがいまの競馬にはあります。
競馬バブル期に見られた高額な外国産馬を次々と導入するような状況では能力差は大きくなりやすい状況でした。関東の名門である藤沢厩舎の期待馬のデビューが1000万級で勝利なんてこともあったように。今ではそのようなデビュー戦を見ることはまずありません。
そういった中で40倍台を超えるような穴馬を狙って獲ることは容易ではなくなりました。今では各ファクターの重要性が上がったことで穴出現パターンは広がりを見せています。この状況で1頭にまで特定するのは極めて困難であることは言うまでもありません。
まず、きちんとサラブレッドの能力を把握しなければ絞りこむことすらままならない。私は、競走馬の能力を感覚的に感じ取れるレベルでの技術が必須だと考えました。そこで独自で開発したゴールドマイニング技術を用いて、この難題をクリアすることができたのです。
そこに考えうるファクターの影響力を計算していくことで1頭まで絞りこんでいく。この作業は超絶時間が掛かる作業なので一人では限界があるためクラウドを使ってデータ処理の効率化を計っています。ここまでやらないと穴馬1頭レベルにまで絞り込めず精度もでてきません。
馬券のヒモレベルであれば個人でここまでやらなくても毎レースの評価を正しく行うことで手が届くと思います。競走馬の能力は上げ下げを繰り返すのが基本であるため、それを感じ取れるセンスは必要になるでしょう。
最終的にモノをいうのは経験から培われた感覚です。優れた馬券師は、この競走馬の能力変動を感じ取り馬券に反映させて利益をだすからです。私が経験をともにしてきた馬券の勝ち人たちは必ず持っていました。
この感覚をどうすれば身に着けることができるのか?
それは安全域の馬券からでて精神的に負担の大きい勝負を繰り返す激闘の中でのみ培われるのだと思います。その中では怒りや後悔・疲弊・焦燥感など色々な感情を味わうことになるでしょう。これをゲームのように何回もチャレンジしてクリアしようと頑張れるかが分かれ目になります。
ゴールドマイニングは【重視すべき馬】を効率よく掘り起こせるため最小限の正しい努力で最大の成果に貢献します。誰もがやってしまう競馬の禁じ手をご存じですか。それは、無暗に的中率を意識して馬券を構築すること。なぜなら、それは控除率を引いた回収率75~80%に収束しやすくなるからです。
何の考えもなしに買い目を増やせばマイナスは免れない!しかし、ほとんどの人が安易にやって負けるしまっています。逆転の要素がないことにすら気づいていない!大事なのは軸馬・穴馬の特定率を上げ、その馬券戦術に沿って適切な買い目を決めることです。
穴馬の軸馬券なら買い目は増やすべきでしょう。人気軸なら抑える方が長い目ではマイナスを抑制できることが多い。こういった馬券戦術を生み出せるのが投資競馬の真骨頂であり、またゴールドマイニング技術により重視すべき買い目が明らかとなり的中時に最大の利益がもたらしてくれます。
みんなマイナスは嫌なので買い目は減りません。競馬新聞を見ながらなら猶更でしょう。それほど負けるということは強い感情であることの証明でもあります。しかし、それこそが負ける最大の理由であることに気づかなければ万に一つの可能性もありません。