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思考転換でネガティブさを武器に変える

思考転換とは見方を変えること。一方面から見たものが正しいとは限らない。

最近ではアンジャッシュの渡部が好例だろう。薄皮一枚の表面だけを見ただけの印象が実態を反映しているとは限らない。

新型コロナウイルス後の楽観度をチャートしてみたところ日本がダントツで最下位となっていた。

最悪に備えるという点では優れているが、危機をチャンスに変える行動力には欠けると言える。

日本人は貯金好きと言われるが、これからインフレしていくと貯金の価値は目減りしていく。

コロナ後の世界はセンシティブな変化を遂げていくので今まで通りという保証はない。

その時になって投資もしておくんだったと嘆くようなことになるのが最悪だと言えないだろうか。

一方では最悪に備えつつ、もう一方ではチャンス拡大に動いていくバランス感覚を意識していきたい。

日本人のネガティブさはどこから来ているのか。その答えは「村社会」にあるような気がしている。

日本は欧米のように権利拡大に動くことはない。日本で大麻解禁に動くなんて話はありえないだろう。

村社会の統治はその逆で権利を奪うことでバランスを取ろうとする。しかも、その意思決定はとてつもなく早いスピードで決まっていく。

誹謗中傷で分かりやすい有名人アイコンが死んだ時の速さを見ればわかるだろう。

これは別の見方をすれば「一部の人のために多くの人の権利を剥奪する行為」とも見てとれる。

著作権のために違法ダウンロードが制定される危うさ。ウェブサイトを見ることは何かをダウンロードをすることもである。いくらでも難癖はつけられるだろう。

日本ではマイノリティの権利拡大が遅れるとよく指摘されるが、こうした権利を奪うことにリスクを感じていない間は拡大には動かないだろう。

村社会が嫌だと都会に一極集中してきたが、バブルの余韻が終わってみれば国全体が村社会のままだった。

これからも権利剥奪は進んでいくので「生きづらい社会」はより醸成されていくだろう。

何か目立ったことが起こると権利が剥奪される社会が発展するとは思えない。田舎がいまも田舎のままなのは変わろうとしてこなかったからでもある。

その古臭いシステムを変えていくには今から地道に行動して少しずつ変えていくしかないだろう。

残念ながらOSアップデートのように一新することはできない。今の状況を見つめ最悪に備えつつチャンスにも機敏に投資していく。

このバランス感覚を得るためにはツールも有効活用する。投資だとロボアドバイザーを使えば損失バイアスを回避しやすい。

自分の強みと足りないものを認識することで勝つための武器も見えてくる。